昔々、ある村に老夫婦が住んでいました。ある日、老夫婦はロバを買いました。老夫婦はロバを村の中心にある市場に連れて行くことにしました。

老夫婦2人でがロバに乗り、通りすがりの人々が「あの老夫婦はひどい。二人で乗るなんてロバかかわいそうだ!」と言いました。

そこで、ばあさんがロバから降り、歩いていると、通りすがりの人々が「爺さんだけが楽をして!ばあさんがかわいそうだ!」と言いました。

次は、爺さんがロバから降り、ばあさんがロバに乗ると、通りすがりの人々が「爺さんを歩かせて自分がロバに乗るなんてけしからん女だ!」と言いました。

ついに、老夫婦は、ロバには乗らず歩いていると。通りすがりの人々は「あいつらはロバの正しい使い方も知らないバカだ!」と言いました。

教訓

この話から、何を学ぶべきでしょうか?

人は、どんなことをしても、必ず誰かに批判されるものです。

まずは、その事実に向き合い批判を恐れすぎず、正当な批判かどうか冷静に判断できる力を持つことが大切です。