コンピュータの基本知識

このページではコンピュータとは何かについて説明します。

コンピュータの定義

コンピュータとは、以下の5つの装置を持つ機械です。

  1. 入力装置
  2. 出力装置
  3. 記憶装置
  4. 制御装置
  5. 演算装置

ざっくりというと、ある入力に対して、ある特定の処理を行い、その結果を出力する機械がコンピュータです。 入力されたデータを記憶し、演算し、出力することができます。制御は前述の4つの装置を制御する役割を持ちます。

コンピュータを動かすために必要なもの

コンピュータを動かすためには、装置(ハードウェア)以外にもプログラム(ソフトウエア)が必要です。

プログラムでは、コンピュータに対してどのような処理を行うかを指示します。プログラムは、コンピュータが理解できる形式で記述されます。

プログラムの例として、以下のようなものがあります。 1から入力された整数までの合計を求めるプログラム

#include <iostream>
using namespace std;

int main() {
    // 必要な記憶領域の確保
    int n, sum = 0;
    
    // 出力
    cout << "整数を入力してください: ";
    
    // 入力 
    cin >> n;
    
    // 演算
    for (int i = 1; i <= n; i++) { // 演算
        sum += i;
    }
    
    // 出力
    cout << "1から" << n << "までの合計は" << sum << "です。" << endl;
    
    // 終了
    return 0;
}

プログラムは、コンパイラによって機械語に変換され、コンピュータが実行できる形式に変換されます。